• 暮らしのヒント

お家を建てる時期について

みなさんはお家を建てる時期についてどうお考えでしょうか?
早い方がいいのか?遅い方がいいのか?
それぞれにメリットデメリットがあると思いますし、ご家族それぞれに適したタイミングもあると思います。
ただその中であくまでも一般的にはですが、私達はお客様へ早めにお家を建てることをオススメしております。
住宅業界の知識と経験があるからこそ、そう思う部分がありますので、今回少しでもみなさまのお家づくりのご参考になればと思いその点をまとめました(^^)/


1.建築費の上昇
コロナ禍の現在、物価の上昇はみなさまもご存知のところかと思います。
特に住宅に関しましては数多くの色んな「物」が集まってできているものなので、それすべての価格が上昇している以上、おのずとお家の価も上がってしまうのが現実です。
価格の変動が不安定な中、これ以上価格が上がる前にお家を建てることで住宅費を抑えることができます。


2.補助金等の減少
つい最近までは「すまい給付金」や「こども未来支援金」等があり 50 万円~ 100 万円くらいの補助金を受け取れました。
ただ「すまい給付金」は終了し「こども未来支援金」も制限が設けられ、今受け取れるのはある一定の住宅に限られます。
「住宅ローン控除」という毎年税金が還付される制度も年々条件が悪くなっている現状です。
新しい制度ができる可能性もありますが、これ以上条件が悪くなる前に受け取れるものは受け取ることも必要だと思います。


3.家賃の考え方
現在アパート等で家賃をお支払いなら、その家賃は大家さんのもとへいくだけであとには何も残りません。
ただお家を建てたあとの住宅ローンの返済 ( 家賃 ) は、ご家族の資産となる「お家」「土地」へのお支払いに変わります。
ただの家賃のお支払いを、形に残る資産へのお支払いに変えるのは、少しでも早い方が得ではないでしょうか?


4.住宅ローン完済時期
仮に現在一番利用の多い 35 年ローンで、35 歳から住宅ローン返済を開始すると終了するのが 70 歳の予定になります。
そのような場合は、退職金等をそこに充てるなどして検討される方が多いです。
ただ、その中でもなるべく充てる退職金も抑えたり、仮に退職金を充てない場合は、お家を建てる時期ははなるべく早い方が問題なく進めるかと思います。


5.家族で暮らす時間 /お施主様の声
お子様のご年齢やお家を出る時期にもよりますが、共に暮らせるのはあと 10 年~ 20 年ほどじゃないでしょうか?
その限られた時間を、たくさんの家族の思い出を、少しでも多く新しい自分達のお家で作りたい。
このお話しは実際に建てて頂いたお施主様からお聞きしました。
とても素敵で大切な考え方だなと感じました。



最初にも書いた通り、早く建てることがメリットばかりでもありません。
時間をかけて住宅会社や土地を選定することも大切ですし、そもそもお家を建てるのか?という点もしっかりご家族で時間を作って話し合わないといけないことだと思います。
ご家族それぞれの適したタイミングで、後悔のない、納得のいくお家づくりを進めて頂けたら幸いです!